価格競争から脱却!高額商品の価値をブログで正しく伝えるための3原則

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せっかくお金をかけてホームページを立ち上げたものの、「なかなか集客につながらない」「結局、放置状態になっている」と悩んでいる個人事業主や経営者の方、いらっしゃいませんか。
今はSNSでの集客が主流になっているので、もしかしたらネット上の名刺代わりのつもりでホームページを開設されたかもしれませんが、開設後もずっと維持費がかかります。

そしてこのような気持ちは少しでもないでしょうか。
「ホームページで集客できたら、24時間365日動いてくれる営業マンになるのに。そしたら私は本業に集中できるのに」と。

SNSですら、あなたの本業ではなく集客目的でされているのであれば、ホームページも自走できるようにしておくことをおすすめします。

ホームページ

特にコンサルティングのような無形で高額な商品を扱っている場合、その価値を正しく伝え、お客様に「これは自分に必要なものだ」と納得してもらうのは至難の業です。安易な価格競争に巻き込まれて疲弊している、なんて声もよく聞きます。

そこでホームページの活用です。昔はホームページを解説するだけで集客できた時代があるようですが(うらやましいですね!)、今は、ホームページ内のブログをテコにすれば、強力な集客装置へと生まれ変わります。

女性起業家はアメブロを、全体的にはnoteが人気ありますが、まずはホームページ内のブログを増やしていくことをおすすめします。そうすることであなたのホームページが優秀な営業マンになってくれるのです。

そして、あなたの提供する高額商品の価値を、ブログを通じて正しく、そして強力に伝えることができるようになります。

私自身、2016年にセラピストとして小さなサロンをオープンするところから起業人生が始まりましたが、ポータルサイトなどの広告費を一切使わずに全国のお客様と出会えていることから、ブログがいかに強力な集客ツールになるかを実感してきました。

今日は、私がこれまで培ってきたブログ運営のノウハウから、無形高額商品の集客に特化したブログ戦略を3つの原則としてお伝えします。

ブログ講座では、私のノウハウだけでなく、客観的な情報を取り入れて、SEO対策・AI時代のブログの書き方をレクチャーしています。

正しく価値を伝えるために

原則1:ターゲット顧客の「深い悩み」に寄り添うコンテンツ

高額商品を購入するお客様は、表面的な悩みだけでなく、その奥にある深い課題や願望を抱えています。例えば、「売上が上がらない」という悩みであれば、その背景には「将来への不安」「自分の能力への疑念」「家族を幸せにしたい」といった、もっと個人的で切実な感情が隠れているものです。

あなたのブログでは、そうしたターゲット顧客の「深い悩み」に徹底的に寄り添う記事を書きましょう。私自身、ブログを書く上で最も大切にしているのが、読者の方の心に深く響く言葉を選ぶことです。具体的な方法としては、以下の点を意識してみてください。

  • 共感と理解を示す: 「〇〇の悩み、本当に辛いですよね」「私も以前は同じように悩んでいました」など、読者の感情に寄り添う言葉を使いましょう。
  • 具体的な問題提起: 読者が抱えているであろう課題を、具体的に言語化して投げかけます。彼らが漠然と感じていたモヤモヤを明確にするイメージです。
  • 未来の姿を提示: 悩みが解決された後の明るい未来、理想の姿を描写し、読者の願望を刺激します。あなたのサービスが、その未来を実現するための最適な手段であることを示唆するのです。

例えば、コンサルティングであれば、「〇〇の課題を解決することで、あなたはこんな未来を手に入れられます」といった記事ですね。ただあなたが知っている情報を羅列するのではありません。

読者は「自分のことを理解してくれている」「この人なら、私の問題を解決してくれるかもしれない」と感じ、あなたへの信頼感を高めていきます。

コンサルティング

原則2:専門性と権威性を「体験談」で証明する

高額商品を選ぶ際、お客様は提供者の専門性や信頼性を非常に重視します。これはSEO対策(GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、あなたのホームページを見つけてもらう対策)としても大切なことなんです。あなたの知識やスキルがいかに優れているかを伝えるだけでは不十分で、それを裏付ける「証拠」が必要です。ここでブログが真価を発揮します。

具体的なお客様の成功事例や、あなた自身の経験談をストーリー仕立てで語りましょう。サービス提供する人がどんな人なのかをお客様は見ていますし、ブログは長文でも読まれる傾向にあるので、あなたのことを知っていただくために丁寧に書いていきましょう。

  • お客様のビフォーアフター: 匿名でも構いませんので、「〇〇という課題を抱えていたお客様が、私のコンサルティングで△△という成果を出した」という具体的なプロセスを語ります。
  • 失敗談とそこからの学び: あなた自身の失敗談をオープンにすることで、人間味が増し、読者は共感しやすくなります。そして、その失敗から何を学び、今のサービスにどう活かしているのかを伝えます。
  • 専門知識の深掘り: 業界のトレンド、最新情報、ニッチな専門知識などを、分かりやすく解説する記事も有効です。ただし、専門用語の羅列にならないよう、初心者にも理解できる言葉で丁寧に説明することを心がけてください。

あなたのブログが単なる情報発信の場ではなく、あなたの分身であるとイメージして育てていきましょう。

双子の姉妹

原則3:読者の「行動」を促すための導線設計

ブログ記事を読んでもらうだけで終わっては意味がありません。最終的な目標は、高額商品の購入や問い合わせにつなげることです。そのためには、読者が次にとるべき行動を明確に示す「導線設計」が不可欠です。

私は腸活の協会を立ち上げておりまして、そこでは記事内容に合わせた「ゴール」を用意しておりました。この記事を読んだ人が「無料相談」にたどり着く流れなのか、「サロン予約」に行くのが自然なのかを考えるのと同時に、「このバナーをタップしてもらうためには、どんなブログを書けばいいだろう」と逆算することもよくあります。

これにより、記事で興味を持ってくださった方が、次のステップに進みやすくなります。間違っても「お気軽にお問い合わせください」という一言を添えるだけというのはやめましょう。 

  • CTA(Call To Action)の設置: 各記事の適切な場所に、「無料相談はこちら」「個別説明会に参加する」「資料ダウンロード」など、次の行動を促すボタンやリンクを設置します。デザイン的にも目立つように工夫しましょう。ここは1つのゴール(バナーなど)に絞ることをおすすめします。
  • 段階的な関係構築: いきなり高額商品を売り込むのではなく、まずは無料メルマガ登録、LINE公式アカウント登録、無料ウェビナーへの招待など、ハードルの低い提案から始めるのも有効です。これにより、見込み客との関係性をじっくりと深めていくことができます。
  • お客様の声・Q&Aの活用: 読者が抱きがちな疑問や不安を解消するために、「よくある質問」や、実際のお客様の声をブログ記事としてまとめるのも効果的です。信頼性が向上し、購入への心理的ハードルが下がります。

ブログは、あなたが不在の時間も、24時間365日、あなたの代わりに集客活動を行ってくれる「営業マン」です。この3つの原則を意識して、あなたのホームページを真の「集客装置」へと進化させていきましょう。

ブログはすぐに結果が出るものではありません。しかし、地道に記事を書き続けることで、あなたの専門性や人柄が伝わり、結果として「この人にお願いしたい」と信頼してくれるお客様が必ず現れます。

今からでも遅くありません。ぜひ、あなたのホームページを「眠れる資産」から「自走する集客装置」へと変えるために、ブログを始めてみませんか。

ブログ講座は平日夜コースや、土日コースなど、様々な日程でご用意しています。